幕張

葬儀での幕には、葬儀があることを告知することと、式場を作り上げるという目的があり、さらに室内の不都合な物などを隠すことに使用されます。

伝統的に、葬儀の告知(家の外部)には鯨幕が使用され、式場を作る(式場内周囲)には白幕が用いられています。但し、室内で鯨幕を使用する例も多く見られます。また、鯨幕は黒白が一般的でしたが、近年では地方により青白も見受けられるようになっています。

幕を張る位置については、画鋲の使用もあり、事前に遺族に確認をとる必要があります。近年の建物および建材によっては、画鋲がきかないことも多く、木材などによる下地作りから始める場合もあります。打ち合わせの段階で設営作業見取り図を準備しておくと、必要な材料の手配までスムーズに進みます。

〇鯨幕

一般に面積があり、重いため、しっかりと留める必要があります。張った後に、平行、直角に張られているか、縦縞が垂直になっているか点検します。

〇白幕

式場となる部屋の全面に張りめぐらす場合と、祭壇の周囲を張りめぐらす場合があります。式場を他の空間と区別して儀礼を行うにふさわしい場所として荘厳(お飾り)する一環として行われます。

具体的には次のことに注意します。

1. 幕の上部、下部が平行に張られること

2. 弛み緩み、引っ張りすぎがなく張られること

3. 角に隙間ができないようにすること

4. 継ぎ目には充分な重ね代をとること

5. ひだをとる場合は間隔を揃えること

6. ひだが左右で揃っていること

7. 画鋲が外から見えないこと

8. 画鋲が外れないようにすること

〇水引幕

祭壇の前部の中央にあたる位置に水引幕を張ります。水引幕には家紋を入れることもよく行われます。現在では幕も装飾性と個性化が進み、ひだ幕、ぼかし染め幕などが使用されています。また材質の違いでは、レース、金蘭、沙(しゃ)などを使った幕もあります。

 

式場としてふさわしい空間を作るための工夫ですから、設営する葬祭業者の独りよがりではなく、個々の葬儀空間としてふさわしいものになっているか、全体との調和が図られているか、などの点に常に注意します。

 

幕は基本として真ん中から左右に張り進めます。幕には縦ひだ張りと横ひだ張りがあります。これに対して、平面的に張るものを「平幕」と呼びます。横ひだ張りでは、平幕の約3倍の量の幕が必要です。縦ひだ張りは、横ひだ張りよりさらに立体的な仕上がりとなり、装飾性が強調されますが、時間も幕の量もより多く必要です。縦ひだ張りは、円筒、二重円筒、半円筒などが組み合わされ水引幕の代わりにされます。横ひだ張りは、祭壇の背幕や脇幕として使用される例が多いようです。

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枕経、遺体処理、納棺

 

〇枕経

起源は中世の浄土教の時代の、誦経(ずきょう)・念仏した臨終行儀にあるといわれており、亡くなったらできるだけ早く檀那寺(真宗ではお手次寺)に連絡して僧侶にきていただき、枕飾りのできたところで読経していただきます。この時、喪服ではなく、通常の衣服を整えて出ればよいとされます。

宗派により考え方が異なりますが、故人に対して読経してきかせる、または仏壇の内仏あるいは本尊に向かって読経するという考え方があります。既に戒名(法名、法号)をいただいているときは申し出、そうでないときは個人の人柄などを話しておきます。

最近では、通夜のときに枕経をあげることも少なくありませんが、本来は死亡直後につとめます。キリスト教の場合には、危篤、臨終のときから神父または牧師が立ち会うことが原則になっています。

 

〇遺体処置

一般的には、枕経の後納棺します。遺族によっては、一晩は自宅の布団に寝かせて、翌日に納棺を希望する場合もありますが、遺体の状況や天候により、翌日までのばすことが可能か適切に判断するようにします。

納棺に先立ち、湯灌、死化粧、遺体衛生保全(エンバーミング)などの遺体処理を施すことがあります。

 

〇湯灌

湯灌は、①昔ながらの湯灌、⓶湯灌業者による湯灌があります。

①昔ながらの湯灌

たらいに水を入れ、それにお湯を注ぎ、遺体を洗浄します。水にお湯を足すという、通常とは逆の方法で温度調節をするので、「逆さ水」と呼ばれますが、最近では病院で死後の処置がなされてくることが一般的になったため、行われることが少なくなりました。

⓶湯灌業者による湯灌

車に浴槽を積み込み、自宅を訪問して、あるいは民間斎場内の湯灌室にて湯灌のサービスを行います。一定の儀礼形式を踏み、布で遺体を隠し、シャワーで遺体を洗浄して、着替え、化粧までを施すものです。

しかし、湯かんを行う人の健康の問題や浴槽の水の廃棄処理の問題など、公衆衛生上の配慮が必要です。また、内容の説明、料金の明示と遺族の同意は必要条件です。

 

〇エンバ―ミング(遺体衛生保全)

エンバ―ミングは、北米では南北戦争(1865年)のときに戦死者を遠隔の故郷に遺体のまま移送する必要性から一挙に普及し、現在では約9割の遺体に施されています。また、北欧・英国でも約7割に施されるなど国際的に一般的な遺体処理の方法です。

体内を固定して殺菌して公衆衛生上安全な状態にすると共に腐敗を止める、顔などを整え修復することなどから、特に事故・災害遺体や解剖後の遺体の修復においては必要性の認識が高まっています。

但し、遺族に対して処置内容を説明して同意書を得ること、尊厳とプライバシーに配慮した処置、必要な訓練課程を修了した技術者による処置が必要とされており、さらに廃液処理においても地方自治体への届出義務があります。

日本ではI F S A(日本遺体衛生保全協会)が自主基準を作成し、エンバ―ミング施設を厚生労働省などへ届け出て行うことを取り決めています。本格的なエンバ―ミングは1988年に開始され、年々増加の傾向にあります。

 

処置の概要は次の通りです。

➊脱衣

全身を確認し、損傷部位がないかを調べます。

❷消毒・洗浄

全身をスプレーで殺菌し、洗浄、洗髪します。

❸口腔などの殺菌

❹髭剃り

❺顔の処置

口を縫合し、閉じて形を整え、目にアイキャップを挿入し、形を整えるなどして顔を整えます。

❻動脈・静脈の剖出と注入管・排出管の連結

皮膚を小切開し、体表近くの動脈と同部位の静脈を剖出。動脈にエンバ―ミングマシーンに繋がる注入管を連結、静脈には排出管を連結します。

❼防腐前液の注入と血液の排出

❽防腐固定液の注入

メチルアルコール、ホルマリンなどからなる防腐固定液を全身をマッサージしながら全身に行き渡らせるように注入します。この薬剤には色素などが配合され遺体の表情に赤みを与えます。

❾体腔への防腐液の注入

体腔の一部を小切開し、内容物を排出し、防腐液を注入します。

❿切開部の縫合

⓫全身の洗浄

⓬修復

修復を必要とする部位の修復をします。

⓭着衣・化粧

遺族の希望する服を着せ、化粧を施します。

 

〇その他の遺体処理

「納棺師」「死化粧」などと言われる遺体処理を専門とする業者が出現しています。病院による死後の処理をより本格的にした処置まで施すことにより、それぞれ評価を高めていますが、作業を行う人たちに公衆衛生上の教育、廃水の処理などが課題となります。

一般的に葬祭業者が行う遺体処理は次のものです。

1. 搬送後の遺体の乱れを修復する。特に血液や体液の漏出に注意し、ゴム手袋を着用する。

2. 軽く顔などの表面を消毒用アルコールで拭く。

3. 着替えを行うか、上から死装束を被せる。

 

〇死装束

かつて故人に着せる死装束は、故人とゆかりのある女性の手によって、糸尻を止めずに縫われました。僧や巡礼者の姿になぞらえ、白木綿に経文を記した、明衣、浄衣とも言われる経帷子(きょうかたびら)です。

経帷子を左前に着せ、三角頭巾を額にあて、手甲をつけ、脚絆を巻いて、白足袋に草履を履かせ、六文銭を入れた頭陀袋を首にかけ、杖を手にし、という西方浄土に旅立つ旅姿をとります。浄土真宗系では冥途の旅を否定しますので、こうした服装はせず、白衣や遺族心づくしの晴れ着を着せます。そして胸に組んだ両手には木製の念珠(数珠)をかけます。最近では、本格的な経帷子の使用が少しずつ減少する傾向にあります。

 

〇納棺

湯かんなどの遺体処理、着替え、納棺は一連の作業として行われることが一般的で、遺族や親しい人にてつだってもらって行います。指輪や装身具は、後から紛失したなどの問題が生じないよう、遺族立ち会いの下で外します。副葬品については、火葬の際に、

1. 爆発のおそれのあるもの

2. 燃えないもの

3. 遺骨を傷つけたり着色するおそれのあるもの は避けることをアドバイスします。

具体的には、ペースメーカー(病院で除去してもらいます)ガスライターなどの爆発のおそれのあるもの、メガネや酒の瓶などのガラス製品、金属でできた釣り竿やゴルフクラブ、金属製の仏具などです。

また、ゴルフボールは炉の中で回って遺骨を傷つけるおそれがあります。

 

〇ドライアイス

エンバ―ミング(遺体衛生保全)した遺体の場合には不要ですが、一般的には腐敗の進行を遅延させるためにドライアイスを入れます。胃や腸の腐敗は早く、腐敗ガスを発生させますから、胸から腹部が中心で、喉元(側頭部)と下腹部がポイントになります。夏場や脳溢血のときなどは量を増やして使用することがあります。ドライアイスは遺族にとって気持ちのいいものではありませんので、目に触れないように処置します。

また、ドライアイスは二酸化炭素を排出するので、搬送時には車内の換気に注意しましょう。また、出棺の際にはドライアイスを除去します。最近の斎場では、冷蔵庫による保管も多くなっています。

 

〇遺体取り扱いの公衆衛生上の配慮

湯灌、納棺などの遺体処理、取り扱いの際には、安全のための対策を軽視してはなりません。素手で作業することが遺体を大切に扱っていることになるという誤った考えは、まだまだ多いようですが、これでは感染するおそれがあります。むしろ衛生上の配慮をきちんとして作業にあたることが専門家として正しいあり方です。

遺体処置にあたっては少なくとも使い捨てマスク、使い捨てビニール手袋は必ず使用します。取り扱い後にはうがいをし、流水で手をよく洗い、消毒用アルコールで消毒します。

 

〇遺体の変化

➊死斑

心臓が停止して血液の流れが止まると、血管内の血液は下のほうに集まります。上になった部分の皮膚は蒼白になり、下になった部分の皮下の静脈には血液が溜まっていきます。 この溜まった血液の色が皮膚を通して見えるのが死斑です。死亡後20~30分で点状の斑点が出現し、死亡後2~3時間で斑点が融合します。死後10時間くらいまでは死斑は固定しませんが、20時間以上経過すると固定します。

❷死後硬直

死後2時間くらい経過すると、筋肉内のグリコーゲンの減少と乳酸の増加に伴ってアデノシン三リン酸(ATP)が減少します。この化学反応のため次第に筋肉が硬化し、関節が動かなくなる現象が死後硬直です。

死後2時間くらいで顎関節に現れ、順次全身の筋肉および、6~8時間で手足の筋肉に明確に認められるようになります。8~10時間くらいまでは、筋肉に力を加えて伸ばすと柔らかくなり、再び硬直を起こします。死後およそ20時間で硬直は最も強くなります。その後は腐敗が強まるため、死後硬直は次第に溶けていきます。

❸腐敗

遺体の腐敗は消化器系である胃や腸から始まります。

死後1時間内外で腸内細菌の増殖が認められます。また、死亡すると胃酸や腸の消化液が胃腸そのものを溶かし、酵素による自家融解を起こします。

腸内細菌の繁殖と胃腸の融解によって腐敗が進行し、腐敗ガスが発生します。この腐敗ガス中に含まれる硫化水素が血液中のヘモグロビンと結合して硫化ヘモグロビンが作られると、腹部が淡青藍色に変色します。この変色が全身に波及し、さらに腐敗ガスが発生すると、全身が膨らんでいきます。腐敗が進行すると、全身は次第に暗赤褐色に変色し、膨らんだ死体は巨人のような外観を呈します。さらに腐敗が進行すると乾燥し、体表は黒色に変色し、体の組織は腐敗汁を出して融解し始め、遂には骨が露出されます。取手市 守谷市 葬儀
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枕飾り

神棚には白紙(白い半紙)を貼る習慣が多く見られます。これは神道が穢れを避けることから、死穢が神棚におよばないようにということで行い、忌みがかかっていない他人に頼んでやってもらうこととされ、忌明け後に取り除きます。仏壇の扉は開けておくのが基本とされています。

〇守り刀

遺体の枕元あるいは遺体の上に守り刀、刃物を置く習慣があります。

死者が武士の場合に枕元に刀を置いた名残であるとか、魔除けや死霊に対する鎮魂のため、死者の魂が持ち去られることを防ぐためなど、さまざまな言い伝えがあります。このため遺体の上に置く場合でも刃先を足の方向にするか、直角に置くか、など地方により異なります。浄土真宗系では使用しません。

〇逆さ屏風

古くからの習俗で、遺体の周囲に屏風を上下逆にして立てることです。死の世界は日常の世界とは逆であるとの考えから、上下を逆にすると言われます。屛風をめぐらすのは、遺体を悪霊から守るため、あるいは死霊が周囲の人におよばないように、など土地により相反する言い伝えがあります。

〇枕飾り

遺体の枕元に、上に白布を敷いた小机か、白木の台を用いて荘厳(=お飾り)します。枕飾りのときに置く仏具は、宗教や土地により異なります。一般的には三具足を供えます。香炉を中央に、遺体に向かって右側に燭台を置き、左側に花立てを配します。香炉には線香を1本立て、燭台には白い一本ロウソク、花立てには一本樒を飾ることが一般的です。これらは1本が原則とされます。供え物には、浄水、枕団子(三方に白紙を敷いて6個の団子を載せる)、枕飯(一善飯、故人愛用の茶碗に丸く山盛りにして箸を1本立てる)などがあります。

浄土真宗系の場合には、遺体に供えるものでなく不要とされますし、線香を立てないで適当な長さに折った線香に火をつけ香炉に横に寝かせる、遺体を仏壇の近くに安置し、前卓に白の打敷を敷いて、樒を立て、灯明をあげ、香を焚くなどの荘厳をします。

枕団子や枕飯などの食べ物を供えるのは、諸説ありますが、霊魂が善光寺参りをするための弁当であるなどと言われており、亡くなったらすぐ作るものとされています。また、香やロウソクの火は消さないようにするものとも言われています。

〇四華

四華は四華花、死華、四花、紙花などと書き、シカ、シカバナといわれます。釈尊の死を悲しんで、沙羅双樹林が白変し、その遺体を覆ったとする故事に基づくとされています。

一般的には、白紙を細長く切り、横に細かい刻み目を入れて、細い棒に螺旋状に巻き付け、4本を一つの台に挿して、2台を一組とします。地方により作り方が異なります。

〇忌中札

玄関に「忌中」と書いた札を揚げることもあります。死穢を他におよぼさないように告知し、遺族は死の穢れに染まっているのでこもっていることを知らせることからきたものです。現在では死者の出た家であることを告知するという現実的な意味が強くなりました。

さまざまな形式がありますが、簾を裏返しにして垂らし、その上に「忌中」と書いた紙を貼ることもあります。昔の死穢観念の名残であるとして用いないこともあります。

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見積

基本方針を基に、必要に応じて提案書を作成します。相手の意向を充分に組み込み、同時に相手の予算を満足させるように作成します。提案書は、一般的な個人葬の場合には、遺族の目の前で一つ一つ提案しながら作成していくことが多いですが、口頭で説明して理解できないものについては、写真を示したりするなど、理解を得ながら進める必要があります。その場で満足した提案ができないときには、当面の措置をしておいて、時間をもらい、改めて作成・提出するのが望ましいことです。

 

費用の見積の際には、寺院費用なども含めた遺族側の総予算を念頭に入れ、そのうえで無理のない金額にまとめなければなりません。

また、施行費用の他に遺族が頭に入れておくべき費用(寺院費用、飲食接待費用など)について充分な情報提供をしておく必要があります。

 

見積には、基本セット料金方式と積み上げ方式とがあります。

1.パンフレットまたは写真など内容が理解できるものを用いて説明して理解を得ます。

2.セット方式では、セットに含まれるものとそうでないものとを明確に区分します。

3.セット内の一部を取り替える場合、削除する場合の措置を説明します。(棺だけを取り替える場合、差額請求方式か、セットをもちいられないかなど)

4.セットに追加すべきものがあるときの措置を説明します。(追加用の単価×数=追加料金、など)

5.セットにない物品やサービスを選択するときの条件を示します。

6.施行料金には含まれない立替料金について説明します。(霊柩車、火葬、マイクロバス、式場使用料、など)

7.合計費用を計算し、提示します。(セット料金方式の場合でも、追加その他の費用を併せて計算し、必ず合計費用の見積書を提示)

8.見込み予算との関係を調整します。

9.寺院関係費用など、その他の費用との関係を調整します。

 

見積書を作成し、遺族側の了解が得られたら、請書を発行します。

請書は見積書と複写方式にしておき、業者の記名と押印、遺族側の記名(押印)をしておきます。これを交換することにより、業務委託契約の証とします。

このとき、後の精算の際にトラブルが起きないよう、物品やサービスの追加・変更の要請があったときの措置を決定しておきます。

また、遺族側との日常的なつき合いから信頼関係ができていて、遺族から「任せる」と言われた場合でも、万が一トラブルがあった場合に困ることになりますので、業者の責任として見積書の作成、請書の作成は必ず行います。

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打合せ

打ち合わせに入る前には挨拶し、名刺を出してきちんと名乗る必要があります。その上で、打合せをする相手が誰か、故人との関係もきちんと確認する必要があります。決定権のない人と打ち合わせをして、後から行き違いがあってはいけません。また、相談する相手は1人とは限りません。場合によっては僧侶、牧師といった宗教者を交えて行うことのほうがいいこともあります。信頼できる第三者を加える場合もありますので、遺族の状況を判断し、相手の意思を充分にくみ取って決めるべきでしょう。

 

「喪主」と「施主」は一般的には葬儀を主宰する人という意味で同じように用いられますが、厳密には異なります。

施主は布施する人ということから転じたと言われ、葬儀の金銭面の負担もして運営の責任を負う人です。戸主が亡くなり跡継ぎの長男が未成年のとき、叔父が後見人となり運営の責任を負うなどの場合、長男が喪主、叔父が施主になります。社葬の場合には、喪主は遺族で、施主が企業になります。

喪主を誰にするかは、戦後の民法の改正により、家の祭祀権を承継する者と遺産の相続とは分離されたため、本人が祭祀主宰者を指定すれば誰でもよいことになりました。そこで、故人が指名した人がいないかを確認しておきます。

もし本人が指名した人がいない場合には、世帯主以外が死亡したときには世帯主、世帯主が死亡したときはその配偶者または子どもとするのが一般的です。まれに複数(配偶者と長男、子どもたち等)が共同で喪主を務めることもあります。

 

打ち合わせになると、すぐ祭壇の大きさや費用の見積に入るケースが少なくありませんが、まず遺族の葬儀に対する思いを聞き取ることが重要になります。故人はどういう人だったのか、葬儀に対して言い遺しておいたことはないのか、故人に対する遺族の想いなど、にまず耳を傾けることが必要です。遺族は精神的な衝撃を受けていることが少なくないため、その想いを相手に吐き出させることが、心の傷の癒しにとっても重要なことなのです。「打ち合わせの場は最初のカウンセリングの場」という考え方もあるほどです。

葬儀の施行を引き受けるにしても、遺族の想いを充分に理解し、遺族の想いに耳を傾けて、初めて葬儀の相談に入ることが可能となるのです。

 

遺族にすれば葬儀の経験はあまりないのが一般的です。業者には、消費者契約法により説明責任・情報提供責任が課せられています。注意すべきことは、選択し決定するのは遺族の権利だということです。アメリカでは、消費者保護のため、料金の提示をする際どれにするかを勧めてはならないと法律で定められています。

日本の消費者契約法においても、消費者の主体的な選択・同意が条件になっています。葬祭業者には、遺族が主体的に選択・決定できるだけの情報を消費者の目線で提供する責務があるということです。

 

葬儀を考える際に、最も重視すべきことは「故人中心」ということです。送る者が故人に想いを集中することが良い葬儀を実現するポイントになるのです。ですから、故人が生前言っていたこと、書き残したことなど、故人の考えを中心に進めたとき、葬儀もうまくいくケースが多いようです。最近では自分の葬儀の仕方について、生前予約まではいかないにしても、生前に本人が希望を表明するケースが多くなっています。

 

見積もりに入る前に、相互の考え方にくいちがいが生じないように「基本方針」を確認することが必要です。葬儀業者も、遺族の考え方や意向を理解することができます。

「基本方針」は記録しながら進めます。決して「急がせられた」「押しつけられた」と相手が感じないように、要領よく進めながらも理解を得ながら、遺族があくまで選択・決定する形で行います。生前予約、企業・団体契約、互助会掛金などについては、事前に確認し、その扱い方法を選択してもらいます。

 

「基本方針」の内容は、

①宗教

故人の信仰を最優先し、特にない場合には檀那寺に依頼するか、あるいは特定宗派によらない方式(無宗教)で行うか、または適当な宗教に依頼するかを決めます。

檀那寺に依頼したいが遠方のときは、まず檀那寺に連絡して別の寺院の紹介を受け、その紹介を得られないとき、同じ宗派の寺院を斡旋するという手順で進めます。

葬祭業者は、紹介依頼を受ければお手伝いするが、基本的には遺族が責任を負うべき問題とする姿勢が必要です。その際は遺族のためになる信頼できる寺院・教会を紹介するよう努める必要があります。

⓶方式

個人葬か社葬・団体葬か、会社・団体や町内会などとの関わりをどうするか、身内だけの密葬にするか、改めて本葬あるいは偲ぶ会のようなものをするのかなどを決めます。

③式場

会葬者の予測人数、葬儀の方式などを考慮し、自宅や寺院でするか、民間斎場や火葬場付設の式場、集会所を利用するかなど検討し、遺族の希望を確認します。

④日程

寺院などの都合、家族・親族への連絡や集合の都合、地域社会での行事の都合(祭などとぶつからないか)、式場や火葬場の都合などを考慮して決めます。葬儀期間中の日程表(時刻表)を別にパソコン等で作成し、遺族・関係者に渡しておくようにします。

⑤告知

町内会への連絡、企業・団体への連絡、新聞広告の有無などを確認します。

⑥接待

通夜振る舞い、火葬場での茶菓子、料理、供養品、香典返し、など参列者、会葬者への接待方法、数量を確認します。

⑦設営

祭壇、式場設営などについての希望を確認します。彫刻祭壇、脇生花、生花祭壇、オリジナル祭壇など基本的な希望を確認します。また、写真を用いてのメモリアル(思い出)コーナーのようなものを設営するか、ビデオ放映するか、なども確認します。

➇予算

香典を受け取るか、考えている予算の範囲、その予算には寺院関係費用、接待関係費用も含むかなど確認します。

⑨希望

遺族の側に特別な希望や心配事がないかを確認します。

⑩優先順位

予算その他により、希望が満たされないことが明らかなときは、それを指摘して、どれを優先して考えるべきかの判断を求めます。

⑪役割

受付、接待、その他、町内会、企業などの役割を確認します。

⑫その他

遺影写真、家紋(必要なとき)礼状の作り方などを確認します。

 

最後に基本方針の確認を行います。記録したものを改めて読み上げて確認をとります。

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臨終

〇死亡診断書(死体検案書)の確認

法律的には、死は医師による死亡診断書または死体検案書の交付をもって確定します。したがって遺体の取り扱いにあたっては、まず死亡診断書または死体検案書が交付されていることを確認する必要があります。

〇死亡届

死亡について知っておくべきことは次のことです。

1. 死亡の届け出は、届け出義務者(2.参照)死亡の事実を知った日から7日以内(但し、国外で死亡した場合には、死亡の事実を知った日から3カ月以内)に行わなければなりません。(戸籍法第86条第1項)

2. 死亡届を届け出る義務のある人は、順に、①同居の親族、②その他の同居者、③家主、地主または家屋若しくは土地の管理人、となっています。(戸籍法第87条第1項)

3. 死亡届は、届け出義務者の順にかかわらず行うことができます。また、同居している親族以外の親族でも行うことができます。(戸籍法第87条第1、2項)

4. 死亡の届け出は、死亡した本人の本籍地、届け出人の居住地以外に、死亡した土地の市区町村で行うことができます。(戸籍法第88条第1項)

5. 死亡地が明らかでないときは、死体が最初に発見された地で、汽車その他の交通機関の中で死亡があったときは死体をその交通機関から降ろした地で、航海日誌を備えない船舶の中で死亡があったときは、その船舶が最初に入港した地で、死亡の届け出をすることができます。(戸籍法第88条第2項)

市区町村の戸籍係への死亡届の提出は、届け出人以外でも代行することができますが、届け出人の印鑑を持参する必要があります。また死亡届は24時間受け付けています。

〇死体火・埋葬申請書、許可証

1. 死亡届を市区町村に提出して受理された後、死体の火葬・埋葬許可の申請を提出します。死亡届を受理した市区町村はこれに対して許可書を発行します。(最近は死亡届を提出すると火葬許可証を交付する市区町村が多い。)

2. 埋葬(=土葬)または火葬は死亡後24時間以内はできません。但し、一類・二類・三類感染症を保持した遺体の場合には、原則火葬で、かつ、24時間以内であっても火葬ができます。

3. 火葬・埋葬許可証(最近は埋葬=土葬がほとんどないために火葬許可証と言われることが多い)は、死亡届を受理した市区町村が発行しますが、火・埋葬許可証があれば、どこの地であっても火葬(または埋葬)することができます。但し死亡届を提出した市区町村とは別の土地で火葬(または埋葬)をする場合は、願書が必要なことがあります。

4. 誰も火葬または埋葬する人がいない場合には死亡地の市区町村がこれを行います。

5. 火葬した後に墓地等に納骨(焼骨の埋葬または収蔵)する場合には火・埋葬許可証に火葬済みであることの証印を火葬場で受け、それを墓地等の管理者に提出する必要があります。

6. 分骨する場合には、火葬場の管理者より、分骨する数だけの分骨証明(=火葬証明書)を発行してもらい、分骨する際に墓地等の管理者に提出する必要があります。(分骨証明は、本骨の埋蔵または収蔵元の管理者から、埋(収)蔵証明書として得ることも可能。)

〇末期の水

死の際あるいは死亡直後に死者の口に捧げる水を「末期の水」あるいは「死水」と言います。方法はさまざまあります。

1.綿棒に水を含ませて唇を潤す。

2.割り箸に脱脂綿を巻き付け、それに水を含ませて唇を潤す。

3.新しい筆に水を含ませて唇を潤す。

4.茶碗の水に樒の葉や鳥の羽根、脱脂綿を浮かばせ、それで唇を潤す。

臨終に立ち会った人全員が行いますが、元来は蘇生を願う民俗的儀礼であると共に、一人一人が故人に別れを告げる大切な儀礼です。

〇遺体の病院での死後の処置

病院で亡くなった場合、看護師が遺体を消毒したり、整えたりしますが、これを「死後の処置」または「清拭」と言います。(「エンゼルケア」などといわれることもあります。病院で行われない場合には葬祭従事者の仕事となるので詳しく紹介します。)

目的は、死者の尊厳を守るためにきれいに遺体を整えることと、遺体に対して公衆衛生上の処置を施すことにあります。遺体からの感染を防ぐため、白衣、マスク、ゴム手袋を着用し作業します。

①準備するもの

綿(脱脂綿、青梅綿)、割り箸、ガーゼ、包帯、絆創膏、油紙、T字帯、剃刀、剪刀(外科用はさみ)、くし、ヘアブラシ、輪ゴム、清拭用具、消毒液(ヒビテンまたはクレゾール)、便器及び尿器、膿盆、着替え、シーツ、ガウン、マスク、手袋

②直後の処置

1.医師による死亡判定後、死者に一礼し、使用物品であるチューブ、器具類を取り除く。

2.義歯がある場合はつける。口を閉じ下顎を引く。顔面の汚れ等を確認し、目を閉じさせる。死者が身につけていた貴金属類は外して遺族に手渡す。

3.末期の水(死水)の準備(綿棒、水の入った湯飲み)をし、室外に去り、遺族に最後の対面をしてもらう。

4.家族に処置内容を説明し、以下、家族の希望によっては一緒に作業をする。

③内容物の排出と全身の清拭

1.胃の内容物の排出:掛け物を除き、顔の横に膿盆を置き、顔を横に向け、手の平で胃部を押さえて吐かせる。必要に応じて吸引する。

2.便・尿の排出:便器・尿器をあてて、下腹部に両手をあてて恥骨に向かって圧迫して膀胱や腸の内容物をできるかぎり出す。

3.清拭:全身を消毒液(または湯)で丁寧に清拭する。

④綿を詰める

1.割り箸を用いて<鼻><口><耳><肛門><膣>の順に綿を詰める。

2.綿の詰め方は、最初に脱脂綿、次に青梅綿を詰める。顔面の鼻・口・耳は再び脱脂綿を詰める。この際、外から綿が見えないように注意する。

3.肛門には綿を詰めた後、場合により紙オムツをあて、T字帯(場合により縦結びに)をし、下着を装着する。

4.顔面の様子が衰弱している場合には頬に少量の綿を入れて(含み綿)膨らませる。

5.創部(傷)にガーゼをあて、包帯または厚めのガーゼでカバーする。

⑤衣服の着替え

1.新しい着物に着替えさせる。※後の納棺などの際に着替えさせようとすると硬直していて難しい場合があるので、予め着替える服を用意しておいて清拭の際に行うようにするのも一つの法です。

2.この際に(死者の宗教を考慮したうえであるが、一般的には)着物は左前にする。

3.衣類の紐は縦結びにすることが多い。

⑥化粧

1.髭を剃る。ガーゼで石鹸と湯で皮膚を湿らせてから、皮膚を伸ばしながら剃る。剃刀は寝かせる。

2.女性の場合には薄化粧する。

3.必要に応じて手足の爪を切る。

4.下顎が下がる時は、タオルを巻いたものを顎の下に挟むか、包帯または三角布で吊るして口を閉じる。

5.瞼が閉じないときは、ティッシュペーパーを小さく切って、瞼と眼球の間に入れて瞼を閉じる。

6.髪を整える。

7.場合により、胸に手を組ませる。(仏教の場合のみ)

8.シーツを交換し、顔を白布で覆い、一礼。

9.遺族に処置の終了を告げ、後片付けをする。

この死後の処置(清拭、湯かんと称することもあります)は、一般に有料です。処置の後、遺体はしばしばストレッチャーで遺体安置室(霊安室)に移され、引き取りを待ちます。自宅で死亡した場合も、主治医が死亡判定をした後に看護師が死後の処置を行うことがありますが、そうでない場合には葬祭業者が行います。

〇遺体の搬送

病院等で亡くなった場合には、遺体を自宅などの安置場所に搬送します。これは「自宅へ下げる」ことを省略して、しばしば「宅下げ」と称します。

自宅その他への搬送は、遺体搬送を目的とした霊柩自動車(通常バン型)によって行われますが、乗用寝台車による搬送も行われます。乗用寝台車は旅客運送を基本としているため、本来的には遺体搬送には不向きとされていますが、慣例的に容認されています。

霊柩運送事業の許可を得ていない葬祭業者の車での搬送は違法とされていますので注意が必要です。このほか、遺族が自家用自動車で搬送することも可能ですが、犯罪等の嫌疑がかかることもあるため、死亡診断書の携行が必要です。

霊柩運送事業の許可を得ていない葬祭業者が自社の車で搬送するのは、有料であればもちろん違法ですし、無料であってもその費用は葬儀施工費用の中に含まれているとみなされますので、原則的に違法と解釈されています。

〇搬送の際の遺体の取り扱い

遺体引き取りの際、連絡を受けた死亡者名、遺族名の確認と共に死亡診断書を確認し、さらにできるだけ医師本人より感染症の危惧その他遺体取り扱いに関する注意をうけることが大切です。

しかし、残念なことに医療機関からはプライバシーの侵害を理由に遺体に関する公衆衛生上の情報は必ずしも充分には与えられていません。6割を超える遺体が何らかの感染症を保持し、さらに約15%は危険な感染症を保持しているというデータもあります。したがって遺体を取り扱う際には、感染症を保持していることを前提にした慎重な配慮が必要です。

このように、遺体の取り扱いは、家族および取り扱う業者に対する公衆衛生上の観点からも慎重を要する事柄です。したがって、マスク、白衣の着用が望ましいのですが、最低限ビニール袋(使い捨て)を着用し、遺体をシーツで包み、遺体を圧迫しないように注意してシーツごとストレッチャーに載せます。体液や血液に素手で触れないように注意します。

終了後は流水で充分に手洗いをし、アルコール消毒を行うと共に、ストレッチャーや搬送車の消毒を行います。

病理解剖後の場合にはしばしば病院で納棺を済ませてから遺体を自宅へ搬送するとになります。

遺体を取り扱う際には、最初に深く一礼し、終始故人の尊厳を守るべく、ていねいに取り扱うことが重要です。

〇献体の場合

献体とは、医学部や歯学部の学生の教育のために行われる解剖実習に遺体を提供する、との本人の意思に家族が同意して、大学医学部、歯学部、医科大学に事前に登録しておくことです。献体登録した遺体に対して行う解剖を「正常解剖」と言います。

大学側は、原則、死後48時間以内の遺体の引き取りを希望しています。

故人が献体登録をしているかどうかを確認し、登録している場合には、大学側と引き渡し方法、日時の打合せをします。

一般的には、通夜および葬儀・告別式を通常通りに行い、出棺では大学側が用意した車に遺体を載せ、火葬場ではなく大学に移送します。献体された遺体は、解剖実習の後、大学側が火葬して遺骨にして遺族に返還されます。通常1~3年かかります。

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法華三昧と常行三昧

〇死者の減罪のための法華三昧

天台宗の宗祖最澄は812年、比叡山に法華三昧堂を建立し、法華三昧を日本

に初めて紹介しました。これを広めたのは、最澄門下の円仁だといわれます。

法華三昧は「法華懺法」とも言われ、法華経を読経することによってこの身

このままが清められる、罪障(極楽住生の妨げとなるもの)が消滅するという

考えから行われたものです。「三昧」は心を一事に集中して余念がないことを意

味します。法華三昧は本来、比叡山で「朝題目、夕念仏」と言われる日常修行

の一つでした。

三昧聖に法華経を唱えさせると死者の霊を清め、減罪し、地獄に堕ちないと

いう信仰が強まり、葬儀で重んじられ、死者供養や菩提(死者の冥福を祈るこ

と)のために用いられるようになったと言われます。減罪しないと地獄に行き

往生できないという不安がいかに強かったかがわかります。

法華三昧堂は三昧堂、法華堂とも呼ばれます。

〇念仏往生の常行三昧

天台宗でもう一つ重んじられたのが常行三昧です。阿弥陀仏の名を唱えなが

ら修行することで、後の浄土教の道を開くものでした。念仏によって往生を願

う常行三昧は、法華三昧による減罪と対になって信仰を集めたと言われます。

常行三昧の修行をするところは常行三昧堂、阿弥陀堂と呼ばれました。藤原

三代を祀った東北平泉の中尊寺金色堂も常行三昧堂の様式にならったものと言

われています。

〇三昧堂への納骨

法華三昧、常行三昧の流行により、天皇家や貴族は法華堂、三昧堂に納骨す

ることが多くなり、また死後に納骨するためにこれを建立するということが行

われました。こうしたことから、次第に寺院へ納骨するようになっていったと

思われます。

後に三昧堂は墓所、葬場を意味する語として使われるようになります。

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葬儀社の選び方「担当者の人柄を見る」って何?

担当者の人柄を見るとは

葬儀社の選び方の一つに「担当者の人柄を見る」

というポイントがあります。

「人柄を見る」なんとなく意味が分かりそうで分からない。

葬儀社選びというお困り事を解決するために

実際にあったお葬式を元に事例をあげて説明します。

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ある日のお昼、式場の事前相談スペースにおいての来店の対面相談です

昨夜の深夜にご兄弟の方が亡くなられたそうです。

兄弟の事で突然だったので葬儀社を決めていなかったため

病院から紹介された葬儀社にお迎えをお願いし、

その葬儀社の霊安室に安置をお願いしたそうです。

通夜・葬儀という形ではなく、事情もあるため

火葬式(葬儀を行わない火葬のみ)をご希望でした。

現状とご予算をお伺いし、お手伝い出来る部分をご説明しました。

つまり、安置場所は他社の葬儀社で、そこから移動を行い、

弊社にお願いをするという事です

ここでの注意点は

病院から霊安室までの搬送費用や霊安室料、1日分の

ドライアイスの費用は病院から紹介をされた

葬儀社にお支払いをするという事です

そこから弊社が対応する為、弊社へのお支払いももちろん発生します

両方を合わせるとご予算をオーバーしてしまうのです。

ご兄弟の中で色々と検討された結果、最初の病院のお迎えの費用や1日分の霊安室料を

お支払いしたとしても他社の葬儀社から変更して

弊社に今後をお願いをするとの事でした。

ご予算を多少オーバーをしておりますが、それでも良いとの事です。

弊社に相談された時点で費用の面をとても気にされておりましたので、

不思議でなりません。

しかしその理由が他社の霊安室にお迎えに上がった時に

その理由がわかったような気がしました。

それはなぜかと言うと担当した方の対応が表面上は良さそうなのですが、

なんとなく嫌な感じを醸し出していたからです。

それはご家族とお話をする場面ご家族の見ていないところでの所作

同業者に対する対応の仕方などなど、あまり快くない対応でした。

表情を見る限り、目が怖いのです。

同業者も威圧感を感じるほどです。

葬儀の仕事は目配り気配り心配りと言われております。

担当者の印象でご家族のお葬式に対する気持ちも変わります。

ご家族とその後お話をしましたが、やはり嫌な感じがしていたとの事です。

特に断る際には露骨に嫌な顔をされ、かかった費用も急に割引をされ

そこからも引き止めようとされたとの事でした。

無事に霊安室から弊社の霊安室に移動が終わり

打ち合わせもある程度決まっておりましたのでスムーズに進みます。

翌日は友引でしたので翌々日に10名様お集まりの中、

ゆっくりとお別れを行って頂きながらお見送りをして頂きました。

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担当者の人柄を見るポイントとしては

「見た目の印象はどうか?」

第一印象で引っかかる部分は無いか

「会話だけでなくふとした所作はどうか?」

歩き方、ドアの締め方、後ろ姿、この人に大切な方を任せても大丈夫かどうか

「対応に心がこもっているかどうか?」

話し方、安易に割引などで気を引こうとしていないか

今回のケースから見えてくるポイントです。

「担当者の人柄を見る」は事前相談の段階で可能です。

ぜひお役立てください。

ちなみに今回のケースは

病院から紹介された葬儀社に安置されたとしても、まだ断る事ができています。

「嫌な印象だけど安置まで済んだから断りづらい」そんな時は

ご相談ください、費用の面でも対応の仕方も一緒にサポートします。

取手やすらぎ苑を利用してのご葬儀・家族葬は、事前相談で分からない事、不安な事

を解決してくれるアートエンディングにお任せ下さいませ。

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祭壇は必要なのか?

先日、事前相談を受けるなかで、「祭壇を無しにすることは可能なのでしょうか?」
とのご質問を受けました。

お寺様を呼ばずに、火葬だけの式ということでしたら祭壇を設置することはないのですが、
今回のご相談の内容は、一日葬ではありますが、お寺様にも来ていただき、しっかりと
式として、執り行いたいというものでしたので祭壇は必要となります。
そもそも、なぜ祭壇は必要なのでしょうか?
祭壇を設置する意味とは何なのでしょうか?

現代の葬儀に使われている葬儀の道具は、そのほとんどが土葬の時代に葬列を組んでお墓まで歩いていた時に使われていた道具を代用しているものが多いです。

 

白木祭壇は、土葬の時に白木で作った輿にお棺を入れて墓地まで運んでいたのですが、この輿の部分が現代では白木祭壇に代用されているのです。

おそらく、当時のお寺様は輿に入ったお棺を前にお経を唱え、儀式が終わると係の方が輿を担ぎ墓地まで向かうという流れだったのでしょう。
現在では輿の部分が上部に祀られ、段になっており、そこにお遺影写真を飾ったり、
六灯篭を設置したり、お供物を供えたりとなっています。
本尊を置くのも祭壇になります。
イメージでは、当時葬列を組んで墓地まで歩いていた時の道具をまとめたものが白木祭壇といったところでしょうか。
しかし、近年ではその意味合いよりも、お遺影写真の周りをどの様に飾るかの意味合いが
強くなってきているような気がします。
その傾向が、花祭壇になります。
意味の解らない、使いまわしの白木祭壇よりも、見た目も華やかで綺麗な、その時
一度きりのお花の祭壇のニーズが高くなってきております。

例えば、祭壇を飾らずにお遺影写真やお供物をただ置くだけでお葬式をすることは出来なくもないですが、やはり寂しい印象になってしまうのではないでしょうか。

必要以上の費用をかけるまではしなくとも、ご予算の範囲内での飾りつけは必要なのかもしれません。

祭壇の意味と必要性…皆様はどの様なお考えになりますでしょうか?
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「事前相談をしておくと具体的にどこが良いの?」

よくお葬式の事前相談で聞かれる事は

「事前相談をしておくと具体的にどこが良いの?」です。

事例をあげながら説明いたします
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お父様は一般葬、お母様は家族葬ということで

1年間に2度担当させて頂いたご家族のご親戚(故人の兄弟)の方から

お葬式後に事前相談を受けておりました。

「うちもお願いをするかもしれない、まだまだ先の事かもしれないし、

元気になるかもしれない。ただこういう機会にしか聞けないので少し話しておきます」

「妹が市外に住んでいるので、母は市内の病院ではなく市外の病院なんです」

「私の家は1階が商売をしているので2階の安置は難しそう。

自宅から斎場までそんなに遠くないので斎場の霊安室でお願いになると思う。」

と事前相談の段階で状況は伺っておりました。

それから1か月後、その日は夕方にお電話を頂き、事前相談から変わりなく、

市外の病院にお迎えに上がらせて頂きました。

病室に行きますと、顔を合わせた時点でご家族様はとても安心されておりました。

病室で初めましてではなく、何度か顔を合わせたことがありますので

ホッとしたとの事です。

病院を出発して市内の霊安室にお連れします。

車内では

「思ってたより急だったからすごく慌てちゃったの!兄弟のお葬式でお世話になったから

あれからもずっと覚えてたの。頂いた資料と念のためチラシも集めてたのよ!病院に向かう

タクシーの中から連絡出来たから良かった」

との事です。

霊安室に到着をして御線香をあげて頂きます。

その後は打ち合わせとなりましたが、事前に相談もあり、夜遅くなりそうという事で

日程などを決めて次の日に細かく打ち合わせとなりました。

その後はお亡くなりになられてから3日後にお通夜、翌日に葬儀

あらかじめ決めておいた家族葬ということで

親しい方がお集まりになり、気兼ねなくゆっくりとお別れをして頂き

ご葬儀を滞りなく済ませられました。

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「慌てて飛び出したけど、全部うまく進んで良かった。

病院のお迎えから何も困ることなく事が運んで良かった。

今思うとあらかじめお話しておいたから

じゃないとタクシーを乗ったところから

必死で葬儀社を見つけて、もしかしたら病院に着いてもまだ決まらなかったかもしれない。

0からスタートだとゆっくりお別れに集中することもなく

慌ただしい中で終わっていたかもしれない」

後日お話されておりました。
事前相談をしておくと良いメリットはたくさんあります。

「事前に顔を合わしている」

という事は非常に安心です

大事な方のお見送りをする中で、見ず知らずの人よりも

顔を知っている人の方が安心ではないでしょうか?

ただ知っているだけではまだ不安です。

大事なのは事前相談の中で、その葬儀会社、その担当者に任せても大丈夫なのかどうかを

見るべきです。

事前に話しておいたのにいざという時には、また1から話をしないといけなかった

話した内容を全然覚えていなかった 

何のための事前相談だったのでしょうか
事前相談をした担当者が不在の場合でも、他の担当者が内容を共有できている葬儀社はしっ

かりしていると思います。

「資料を持っておき、連絡先を控えておく」

これも大事です。

今回のケースで言えば急な事で慌ててしまい、葬儀社の連絡先を忘れてしまうという事が多

いです。

対面での事前相談が出来ている場合はその担当者の名刺、もしくは葬儀社の名刺を持ってお

きましょう。

財布の中に収めている方もいらっしゃいました、良いと思います。

もし対面はしていなくとも、葬儀社のHPを見て電話をかけ、資料請求をされている方はその資

料や会員カードを持っておくと良いでしょう。

‶連絡先がわからない”は焦りを生みます。
「病院の場所、病院からの移動先を決めておく」

これも事前に決めておくと安心です。

今回のケースのように病院へのお迎えから霊安室までの移動がスムーズになります。

安置場所についてはご自宅か霊安室となります。

霊安室の場所によっては面会や御線香をあげる事に制限がある場合もあります。

事前にご家族で決めておくと安心です。

病院の場所を葬儀社に事前に伝えておくのはちょっと…という方もいらっしゃいます。

事前の段階で伝えなくても大丈夫です。

病院名を出さず、市内にある病院ですと伝えておくと良いかもしれません。

ただ病院が遠く、距離があるケースもあります

距離があれば病院のお迎えの費用が変動する事もあります

その際には市外の病院ですが大丈夫でしょうか?対応も可能でしょうか?

と聞いておくと安心です。
以上が、

亡くなられた直後から葬儀社への連絡→病院のお迎え→安置

までの流れで大事な部分です。

つまり「事前相談をしておくと具体的にどこが良いの?」の答えは

「事前に顔を合わしている」

不安が安心に変わります

「資料を持っておき、連絡先を控えておく」

いざという時に困りません

「病院の場所、病院からの移動先を決めておく」

落ち着いてご葬儀まで過ごせます

取手市、守谷市、つくばみらい市で取手市 やすらぎ苑を利用してのご葬儀・家族葬は、事前相談で分からない事、不安な事

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