葬儀社の選び方「担当者の人柄を見る」って何?

担当者の人柄を見るとは

葬儀社の選び方の一つに「担当者の人柄を見る」

というポイントがあります。

「人柄を見る」なんとなく意味が分かりそうで分からない。

葬儀社選びというお困り事を解決するために

実際にあったお葬式を元に事例をあげて説明します。

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ある日のお昼、式場の事前相談スペースにおいての来店の対面相談です

昨夜の深夜にご兄弟の方が亡くなられたそうです。

兄弟の事で突然だったので葬儀社を決めていなかったため

病院から紹介された葬儀社にお迎えをお願いし、

その葬儀社の霊安室に安置をお願いしたそうです。

通夜・葬儀という形ではなく、事情もあるため

火葬式(葬儀を行わない火葬のみ)をご希望でした。

現状とご予算をお伺いし、お手伝い出来る部分をご説明しました。

つまり、安置場所は他社の葬儀社で、そこから移動を行い、

弊社にお願いをするという事です

ここでの注意点は

病院から霊安室までの搬送費用や霊安室料、1日分の

ドライアイスの費用は病院から紹介をされた

葬儀社にお支払いをするという事です

そこから弊社が対応する為、弊社へのお支払いももちろん発生します

両方を合わせるとご予算をオーバーしてしまうのです。

ご兄弟の中で色々と検討された結果、最初の病院のお迎えの費用や1日分の霊安室料を

お支払いしたとしても他社の葬儀社から変更して

弊社に今後をお願いをするとの事でした。

ご予算を多少オーバーをしておりますが、それでも良いとの事です。

弊社に相談された時点で費用の面をとても気にされておりましたので、

不思議でなりません。

しかしその理由が他社の霊安室にお迎えに上がった時に

その理由がわかったような気がしました。

それはなぜかと言うと担当した方の対応が表面上は良さそうなのですが、

なんとなく嫌な感じを醸し出していたからです。

それはご家族とお話をする場面ご家族の見ていないところでの所作

同業者に対する対応の仕方などなど、あまり快くない対応でした。

表情を見る限り、目が怖いのです。

同業者も威圧感を感じるほどです。

葬儀の仕事は目配り気配り心配りと言われております。

担当者の印象でご家族のお葬式に対する気持ちも変わります。

ご家族とその後お話をしましたが、やはり嫌な感じがしていたとの事です。

特に断る際には露骨に嫌な顔をされ、かかった費用も急に割引をされ

そこからも引き止めようとされたとの事でした。

無事に霊安室から弊社の霊安室に移動が終わり

打ち合わせもある程度決まっておりましたのでスムーズに進みます。

翌日は友引でしたので翌々日に10名様お集まりの中、

ゆっくりとお別れを行って頂きながらお見送りをして頂きました。

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担当者の人柄を見るポイントとしては

「見た目の印象はどうか?」

第一印象で引っかかる部分は無いか

「会話だけでなくふとした所作はどうか?」

歩き方、ドアの締め方、後ろ姿、この人に大切な方を任せても大丈夫かどうか

「対応に心がこもっているかどうか?」

話し方、安易に割引などで気を引こうとしていないか

今回のケースから見えてくるポイントです。

「担当者の人柄を見る」は事前相談の段階で可能です。

ぜひお役立てください。

ちなみに今回のケースは

病院から紹介された葬儀社に安置されたとしても、まだ断る事ができています。

「嫌な印象だけど安置まで済んだから断りづらい」そんな時は

ご相談ください、費用の面でも対応の仕方も一緒にサポートします。

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「事前相談をしておくと具体的にどこが良いの?」

よくお葬式の事前相談で聞かれる事は

「事前相談をしておくと具体的にどこが良いの?」です。

事例をあげながら説明いたします
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お父様は一般葬、お母様は家族葬ということで

1年間に2度担当させて頂いたご家族のご親戚(故人の兄弟)の方から

お葬式後に事前相談を受けておりました。

「うちもお願いをするかもしれない、まだまだ先の事かもしれないし、

元気になるかもしれない。ただこういう機会にしか聞けないので少し話しておきます」

「妹が市外に住んでいるので、母は市内の病院ではなく市外の病院なんです」

「私の家は1階が商売をしているので2階の安置は難しそう。

自宅から斎場までそんなに遠くないので斎場の霊安室でお願いになると思う。」

と事前相談の段階で状況は伺っておりました。

それから1か月後、その日は夕方にお電話を頂き、事前相談から変わりなく、

市外の病院にお迎えに上がらせて頂きました。

病室に行きますと、顔を合わせた時点でご家族様はとても安心されておりました。

病室で初めましてではなく、何度か顔を合わせたことがありますので

ホッとしたとの事です。

病院を出発して市内の霊安室にお連れします。

車内では

「思ってたより急だったからすごく慌てちゃったの!兄弟のお葬式でお世話になったから

あれからもずっと覚えてたの。頂いた資料と念のためチラシも集めてたのよ!病院に向かう

タクシーの中から連絡出来たから良かった」

との事です。

霊安室に到着をして御線香をあげて頂きます。

その後は打ち合わせとなりましたが、事前に相談もあり、夜遅くなりそうという事で

日程などを決めて次の日に細かく打ち合わせとなりました。

その後はお亡くなりになられてから3日後にお通夜、翌日に葬儀

あらかじめ決めておいた家族葬ということで

親しい方がお集まりになり、気兼ねなくゆっくりとお別れをして頂き

ご葬儀を滞りなく済ませられました。

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「慌てて飛び出したけど、全部うまく進んで良かった。

病院のお迎えから何も困ることなく事が運んで良かった。

今思うとあらかじめお話しておいたから

じゃないとタクシーを乗ったところから

必死で葬儀社を見つけて、もしかしたら病院に着いてもまだ決まらなかったかもしれない。

0からスタートだとゆっくりお別れに集中することもなく

慌ただしい中で終わっていたかもしれない」

後日お話されておりました。
事前相談をしておくと良いメリットはたくさんあります。

「事前に顔を合わしている」

という事は非常に安心です

大事な方のお見送りをする中で、見ず知らずの人よりも

顔を知っている人の方が安心ではないでしょうか?

ただ知っているだけではまだ不安です。

大事なのは事前相談の中で、その葬儀会社、その担当者に任せても大丈夫なのかどうかを

見るべきです。

事前に話しておいたのにいざという時には、また1から話をしないといけなかった

話した内容を全然覚えていなかった 

何のための事前相談だったのでしょうか
事前相談をした担当者が不在の場合でも、他の担当者が内容を共有できている葬儀社はしっ

かりしていると思います。

「資料を持っておき、連絡先を控えておく」

これも大事です。

今回のケースで言えば急な事で慌ててしまい、葬儀社の連絡先を忘れてしまうという事が多

いです。

対面での事前相談が出来ている場合はその担当者の名刺、もしくは葬儀社の名刺を持ってお

きましょう。

財布の中に収めている方もいらっしゃいました、良いと思います。

もし対面はしていなくとも、葬儀社のHPを見て電話をかけ、資料請求をされている方はその資

料や会員カードを持っておくと良いでしょう。

‶連絡先がわからない”は焦りを生みます。
「病院の場所、病院からの移動先を決めておく」

これも事前に決めておくと安心です。

今回のケースのように病院へのお迎えから霊安室までの移動がスムーズになります。

安置場所についてはご自宅か霊安室となります。

霊安室の場所によっては面会や御線香をあげる事に制限がある場合もあります。

事前にご家族で決めておくと安心です。

病院の場所を葬儀社に事前に伝えておくのはちょっと…という方もいらっしゃいます。

事前の段階で伝えなくても大丈夫です。

病院名を出さず、市内にある病院ですと伝えておくと良いかもしれません。

ただ病院が遠く、距離があるケースもあります

距離があれば病院のお迎えの費用が変動する事もあります

その際には市外の病院ですが大丈夫でしょうか?対応も可能でしょうか?

と聞いておくと安心です。
以上が、

亡くなられた直後から葬儀社への連絡→病院のお迎え→安置

までの流れで大事な部分です。

つまり「事前相談をしておくと具体的にどこが良いの?」の答えは

「事前に顔を合わしている」

不安が安心に変わります

「資料を持っておき、連絡先を控えておく」

いざという時に困りません

「病院の場所、病院からの移動先を決めておく」

落ち着いてご葬儀まで過ごせます

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ご挨拶からわかる良い葬儀社の見分け方

ご挨拶からわかる良い葬儀社の見分け方

15時頃お電話を頂きました

「今ホームページを見て、メールで問い合わせをするのが難しいので電話しました。

電話で相談も可能ですか?

今日これからお通夜なんです。

明日の告別式で来て下さった方に挨拶をします

葬儀屋さんに挨拶文例集を貰って見ているんですけど

どうもしっくりきません。どうしたら良いですか?

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1つ目は『ご会葬、ご焼香を賜りまして~』とあるけどこのときはお焼香はまだですよね?いつかしら?

2つ目は『生前同様変わらぬご指導~』とあるけどいろいろあって生前同様は使いたくないの、何かアドバイスを下さい」

という内容のお電話です。

「あくまで挨拶文例集ですので参考にすると良いと思います。

1つめの質問は地域にもよりますが、一般的にはお坊さんの読経中に皆様が順番にお焼香

を行います。ご挨拶のタイミングが読経が終わった後であればご焼香を賜りましてと入れて

頂いても変ではないですよ」

とお答えしました。

他の葬儀社からどのように説明があったかはわかりませんが、

進行の流れを大まかな部分だけで説明したのかもしれません。

逆に一から細かく説明すると沢山の説明があり過ぎて理解が追い付かない事もあります。

葬儀社側としてはその時の状況や雰囲気、バランスが大事です。

お困りごとが出てきた場合はすぐに相談しましょう

もしかすると他社の葬儀担当者が忙しそうなところを気遣って

いろいろとご自身で悩まれ、弊社に相談されたのかもしれません。

相談しづらい状況を作るという事はいかがなものでしょう

2つ目については「参考にして頂く部分ですので無理に入れなくても良いと思います。

これからは残された家族が力を合わせて生きていきますなどはどうでしょうか」

とお答えしました。

ご挨拶の大事な部分としては、感謝を伝え、これからの決意をする事だと思います。

今回のケースは日数やお時間の限られた中での打ち合わせで、なかなかご家族の背景を伺

うことが出来なかったことが考えられます。

最近では「家族だけ、身内だけだから形だけでいいのよ」という声も聞きます。

「親しき仲にも礼儀あり」、そこで挨拶をする場を設けることの意味、お話の内容、近い関係だ

からこそ一つ一つきっちり行う事が必要になります。

なぜこのタイミングなのか、これは何の意味なのか、

葬儀社としてしっかり答えることができるかで対応の良し悪しが表れていきます。

多くの方が初めての葬儀という不安が多い中で、葬儀担当者としてはどんなことでも相談しや

すい人柄や常にご家族に配慮出来ているかが求められています。

まとめると、良い葬儀社を選ぶためのコツとして

「分からない事、不安な事を解決してくれるかどうか」

なおかつ「相談しやすいかどうか」これが大事です。

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葬儀の手続きで「よくある誤解」

葬儀を行う際に必須の手続きがあります。okotu
それは、死亡届を役所に提出し、火葬許可証を発行することです。

火葬許可証がなければ、火葬を行えませんので、大切な手続きになります。
ここでよく聞く「誤解」があります。
葬儀の「誤解あるある」の中で一番ある誤解です。
それは、「死亡届を役所に提出すると故人名義の口座がストップする」という誤解です。

葬儀の打ち合わせの際に、死亡届を役所に提出するタイミングを気にされる方がいらっしゃいます。
理由を聞くと、上記の様なことを聞いた事があるから、先に葬儀代だけでも、おろしておきたいとの事です。

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結論から言いますと、死亡届を役所に提出したからといって、役所から金融機関に連絡がいくことはありませんので、口座がストップするという事はありません。

そもそも役所が、市民ひとりひとりの口座まで把握していることはないからです。(これからマイナンバー制度が発展していくと、もしかしたら把握されるかもしれませんが…)

つまり口座がストップするのは、死亡の事実を金融機関に直接伝えてしまった時です。
その場で、口座はストップになるようです。

そう考えると、死亡の事実を伝えなければ、ATMでずっとおろし続けることが可能(暗証番号を把握している場合)という事も言えるでしょう。

実際は、当面必要な金額を引き出して、しっかりと手続きをする方がよろしいかと思います。
この誤解が生まれたのは、いくつかの理由が考えられます。

例えば、資産家の方が亡くなられて、銀行の営業マンが外回りをしている際に、たまたま葬儀場の看板で死亡の事実を知ってしまったとか、新聞のお悔やみ欄に載せたのを銀行の担当者がたまたま見たなど、この場合は遺族が金融機関に死亡の事実を伝えていなかったとしても、口座はストップするでしょう。

上記の様な、たまたまな例が噂になり、死亡届を提出すると口座がストップするという誤解が広まったのかと思います。

ただ、口座がストップしたからといって、ずっと引き出せないというわけでもなく、引き出せるようにする手続きに長くて半年ほどはかかるようです。

皆さまも、焦らずに対応頂ければと思います。

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葬儀の打ち合わせで思うこと

葬儀の打ち合わせといっても、説明の仕方は
本当に様々です。

規模の大小・宗派の違い・地域の習慣・家族構成・
お寺様の意向・故人や喪主の社会的立場などなど
以上の項目が組み合わさり、そのバランスを考えながら
構成していくのが打ち合わせとなります。打ち合わせ

上記の項目が多ければ多いほど、準備や気遣う項目は増えます。

ここで大切なのは、葬儀担当者の経験値と情熱だと思います。
経験値はなんとなく解るかと思います。
葬儀を喪主という立場で関わることは、一生のうち何度もあることでは
ございませんので、状況に応じた問題解決は、経験値の高い担当者ほどよりベストな応対をしてくれると思います。

もう一つの情熱は、喪主やそのご家族、ご親戚、会葬者全員に良いお葬式
だったと思ってもらえるかを考えてくれる担当者です。

この両方を兼ね備えている人が、葬儀に関わらず、プロとして認められる
人の要素かと思います。

また、今は経験が浅くとも、足りていない所を努力で補い、結果を出せるの
も情熱があってこそだと感じます。

やる気ばかりで空回りしているのは、情熱とは思えません。

良い結果をしっかり出してこそ、情熱の賜物だと思います。
それは、打ち合わせの段階ですぐに解るかもしれません。

例えば、良いお葬式にしたい、より良いお手伝いをしたいと思っている
担当者の説明は、初めての事柄だとしても、聞いていて「理解しやすい」
という印象を受けることが出来ます。

それは、説明している担当者が、相手の不安な顔や疑問を抱いている表情を
感じとり、更に説明を加えることが出来ているからです。

ただ一所懸命に、マニュアル通りに進める担当者はこれが出来ませんし、
喪主様も初めての事なので、「解らない」とはっきりと伝えることを
遠慮しがちではないでしょうか。
相手があってのことですし、細かい配慮が無くては「良いお葬式だった」という
結果にはなりません。打ち合わせが解りやすいという事は、細かい配慮も出来る
担当者ということに繋がるのです。
もう一つ先を考えるなら、いざ頼んだ葬儀社にその教育が徹底されているかを
知るために、事前相談をお勧めしたいところです。

事前相談の際に、担当者が上記の様な対応が出来ていれば、安心して葬儀を
依頼して大丈夫かと思います。
お葬式を執り行う際の打ち合わせ。
経験値と情熱があるかどうかの視点でお話しを聞いて頂ければと思います。


喪服の黒い歴史、白い歴史

喪服の主流は「白」でした

葬儀の際に現代では黒い背広に黒いネクタイを親族側も
参列する側も着るのが当たり前になっております。

しかし、歴史を紐解くと、白い喪服が当たり前だった
時代があり、むしろ白い喪服の歴史の方が長かったりします。喪服

http://hudankimono.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301350340-1

上記のサイトには昭和初期の法事でも白い喪服を着ている写真があります。

現代の喪服の色は黒というのは、明治政府の欧米化政策に始まったもので明治以降から戦後にかけてになります。

古くは、「日本書紀」等の文献によりますと、その頃の喪服は白であったという記録が残っています。

平安時代に発令された養老喪葬令で「天皇は直系二親等以上の喪の際には、墨染めの色を着用すること」と定められ、平安後期に一般的にも黒が着られる様になりました。

しかし、庶民の間では基本的には白のままだったという説もあります。

単純に黒く染めるには染料も必要ですし、手間もかかりますので上流階級以外の人には、浸透はしなかったようです。

貴族文化が薄れた室町時代には上流社会にも白が復活し、黒がなくなったとも言われています。

このように、上流階級の中で一時期、黒の喪服を着用する時代もありましたが、
日本の長い歴史の中では、喪服は白が主流でした。

一般庶民にまで黒が定着したのは、第二次世界大戦中から戦死者を送る葬儀が増えた時に、当時はまだレンタルが多かったので、貸衣装店は汚れが目立つ白ではなく、汚れが目立たない黒を揃えるようになってきてからになります。
必ずしも黒い喪服なければいけないのか?

もともと、喪服は「喪に服する」遺族が着るものとされていましたが、戦後に葬儀が社会的儀礼として位置づけられるようになってから、参列者全員が喪服を着用することがマナーとなりました。

このようなことから、お通夜に関しては、現代でも必ずしも喪服を着用しなければマナーに反するということは無いようです。

なぜなら通夜の場合は、不幸を予測していたという印象を与えないために平服で伺うべきという人もいるからです。

実際に、仕事場で不幸を聞き、葬儀には参列できないが仕事が終わってから、通夜になら間に合うという人も多いからです。その場合、仕事着で会葬したとしても、事情を話せば失礼には、ならないでしょう。

むしろ、そんな急に聞いたのに忙しいなか参列してくれたという感謝の方が大きいと思います。

今でも、芸能人の葬儀などで遺族が白装束を着ているのを目にすることがあります。

黒い喪服が主流となってしまった現代では、白喪服は亡くなった人の白装束に合わせる意味や未亡人が着る場合は「再婚はしません」という証をその場の人たちに披露する意味が強いのかもしれませんね。

ロマンチックな人は、最後の説が好きなのではないでしょうか。


なぜ、葬儀の際に花を手向けるのか?

お葬式を執り行う際に、祭壇の周りにお花が
使われているのを目にしたことがあると思います。お花

また、花祭壇のように祭壇自体をお花で設営したり、出棺前に故人様にお花を手向けるという時間があったりします。

そもそも何故、葬儀の際にお花を飾ったりするようになったのでしょうか。

その意味は?と考えると昔から出しているからという感覚が多いのではないでしょうか。

仏教説話では、「亡くなった仏陀の上に沙羅樹の花の長い枝が
垂れ下がって遺体を囲んでいた」とあります。

その他にも、再生を繰り返す花や植物を飾ることによって、新生を
願うために供える、極楽浄土はお花畑のような所なので、極楽浄土へ
と無事に旅立てますようにとの願い等々、諸説あります。
しかし、仏教に限らず宗教や民俗をこえて死者を弔う際は
祈りをこめてお花を飾ったり捧げたりしています。

そう考えると、仏教的な意味というよりも、もっと共通な意味合いが
あるのだと思います。

そもそもお花には花言葉というように、お花それぞれにも意味が
あったりしますし、葬儀に限らず、人生の様々な場面でお花は
飾られてきています。

お花の役割は、「心の豊かさを満たすこと」と聞いたことがあります。
確かに綺麗なお花を見ると、心が安らぎますよね。
お葬式の場面では、大切な方を失った悲しみが大きいです。
お花を供えるということは、少しでもその悲しみを和らげたい、
安らかな空間で大切な方を見送りたい、そんな優しさや真心の想いが
大きいのかもしれません。

心や想いという目に見えない物を、形として表現できるものが
お花以外にあるでしょうか。

一昔前は、葬儀の御供花といえば菊が主流でした。今は菊だけでなく
色々な種類のお花のご供花もあります。
未だに菊しか扱っていない葬儀社もあるようですが……。

菊 洋花

物の意味や本質を大切にしていれば、様々な形を実現して、後悔のない
お葬式のお手伝いをしていく事が、私達の仕事でもっとも重要な事かと
思います。

心安らぐ演出をお花からも考えていきたいと思います。


宗派と本尊

お葬式を行う際、気をつけなければならない事のひとつに「宗派」があります。
また宗派によって祀られているご本尊が異なります。
皆さんは、自分の家系の宗派や本尊をご存知でしょうか??
今回は、代表的な宗派とその宗派のご本尊についてお話しさせていただきます。

ep36_01【本尊ってなあに??】
各宗派の本尊の写真と、豆知識をご紹介します!
◆浄土真宗
・本願寺派
・大谷派

ep36_02◆浄土宗
浄土真宗、浄土宗は本尊が同じ「阿弥陀如来」です。阿弥陀如来は「無限の寿命をもつもの」、「無限の光明をもつもの」という2つの意味があります。
これから無量寿如来(むりょうじゅにょらい)、不可思議光如来(ふかしぎこうにょらい)、
尽十方無碍光仏(じんじっぽうむげこうぶつ)とも呼びます。

ep36_03◆日蓮宗
本尊は「曼荼羅(まんだら)」になります。この語源は、「本質を備えたもの」、「完全にまとまったもの」などの意味であり、仏様本体ではなく、「仏様の悟りの境地」を具現化したのもを本尊としています。

ep36_04◆真言宗
一般的な如来様は装飾品をつけていないが、大日如来は他の仏様と違い装飾品を多くつけているのが特徴です。大日とは光り輝く太陽を意味しています。

◆曹洞宗
◆天台宗
◆臨済宗
ep36_05曹洞宗、天台宗、臨済宗は本尊が同じです。「釈迦牟尼仏」の釈迦は、種族の名前で、通常私たちが呼んでいるお釈迦様の名前は、姓がゴータマ、名がシッダールタといいます。生まれた直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地面をさして『天上天下唯我独尊』と言った逸話はとても有名ですね。


法要のすすめ

日本では、親族が亡くなった後、様々な周期で繰り返して法要を行い、故人に対する追善の供養を行います。

それぞれの法要はいつ行い、どんな意味を持っているのでしょうか。
今回は『忌日法要』について詳しくご説明いたします!

【法要とは??】
法要とは、仏になった故人を供養するという意味であり、仏教用語で追善供養ともいいます。
故人を偲び、冥福を営むものであり、故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が供養をします。

仏教では法要を行う日が決まっており、死後7日ごとに49日まで行う「忌日法要」と一周忌、三回忌、十三回忌などの「年法要」があります。

ep35_01【七七日法要(四十九日法要)とは?】
亡くなった日からかぞえて、7日ごとを、
「初七日(しょなのか)」、「二七日(ふたなのか)」、
「三七日(みなのか)」、「四七日(よなのか)」、
「五日(いつなのか)」、「六七日(むなのか)」、
「七七日(なななのか)」
と呼び、この7回ごとに故人の供養を行います。

【七七日法要の意味】
仏教では、この7週間は、故人があの世とこの世をさまよっていると言われ、この期間を「中陰」(ちゅういん)と呼んでいます。

ep35_02故人は、この期間に、あの世で閻魔大王と9人の王から、生前の行いがどうであったのか、裁きを受けることになります。
その裁きの結果によって、次に生まれ変わる世界(来世)が決まるとされています。

来世には、天、人間、修羅(しゅら)、畜生(ちくしょう)、餓鬼(がき)、地獄の6つあります。この6つ世界は、どこへ行っても煩悩の苦しみがあるといわれ、
それを超越した者が極楽浄土と行けると考えられています。

そのため残された家族は、故人が極楽浄土へ行けるように願いを込めて、裁きを受ける七日ごとに、故人に善を送る追善法要を行います。

【百か日法要】
亡くなってから百日目を「卒哭忌(そっこくき)」といいます。「哭」は泣き叫ぶこと、「卒」は「終わる」という意味で、故人を失って泣き明かしていた家族の悲しみもいえてくるころという意味です。


焼香の疑問お答えします!!  覚えて役立つ焼香マナー     

仏式(仏教)の葬儀・告別式に参列する時には、覚えておきたいマナーやしきたりがいろいろありますが、なかでも最も緊張するのがご焼香の作法ですね。今回は「焼香」についてを紹介させていただきます。

【焼香ってなに?】
焼香とは、葬儀などの儀式において、死者を弔うために香(線香や抹香など)を焚くことを言います。
お香には、その香りで邪気を祓い、霊前を浄め、冥福を祈る気持ちと意味がこめられていますが、宗派によって焼香の作法がそれぞれ異なりますので、その都度注意が必要です。

ep28_01【なぜ、回数の違いがでるのか?】
宗派によって信じている思想が異なります。その思想の数が焼香の回数に影響
しているようです。
たとえば、真言宗は「仏・法・僧」の思想で3回、浄土宗は「身を静めて、心を清めて」
という意味で2回行います。
ただ、地域やお寺の考えによっても、回数は異なりますので、統一の回数というものは
特に決められていないようです。
各宗派の焼香の回数を作法と一緒にご紹介します。

【違う宗派のお葬式ではどう焼香すればいいの??】
参列したお葬式が自分とは違う宗派だった場合、葬儀が行なわれている家の宗派にあわせるべきだという意見もあります。
しかし、あくまでも心を込めて祈る気持ちが大切ですので、あまり宗派による作法の違いにこだわることなく、御焼香頂ければと思います。

【焼香といえば数珠も外せませんね!】
数珠は本来、念仏を唱える回数を数えるために使われていたそうです。数珠の玉の基本はなんと108個となっており、その半分の54個、さらに半分の27個のものなどもあるそうです。